ヨコシマ

これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音/双極性障害・パニック障害/20190602💍病気ながらも旦那さんが大好きな日記

台風のこと

シマヨウコです。
こんなに長々休んだのに、ひとつ記事を書くとなんとなくもう一つ何か……、と思ってしまうのは人間のサガなのでしょうか。

台風災害が多いですね。
千葉の方、長崎の方、大丈夫でしょうか。一日も早くライフラインが復旧して安心した生活が送れますように。

私は熊本に住んでいます。
子どものころ、台風は毎年必ず上陸するもので、そのたびに当然のことながら学校が休みになりました。運がいいときには一月に二回か三回、休みが増えるということになります。ただ、台風慣れしている地域でもありますのでちょっと強風域に入ったくらいでは教育委員会も「いけるやろ!」という判断。上陸するか否か。それがひとつのボーダーラインでした。
そのため、私たちの世代の九州の子どもたちはこの時期になるとよく校庭で円になり、集団で雨乞いをしたものです。(※嘘です)

冗談はさておき、熊本の台風にはふたつのパターンがあります。
山側(宮崎・大分方面)を通る台風と、海側(長崎・佐賀方面)を通る台風です。石原良純さんと頭の良い方ならお分かり頂けると思いますが、山側の台風は別にどうってことありません。そりゃあ土砂崩れとか木が倒れるとか、そういうのはありますが、それは海側を通っても起こり得ますし(そう、熊本は大体どこにでも木があり、山道が存在するのです!)、全体的に風の威力も山に遮られて控えめとなります。
問題は後者の海側を通る台風です。こちらのコースになると、台風は海上を移動してどんどん勢力を増しますし、台風の風を遮るものは何もなく、おまけに海が大暴れします。控えめに言って地獄です。熊本にとっての海側台風はまさに呂布。天下無双、無敵です。

今回、上陸こそしませんでしたが、みなさまご存知の通り台風は長崎側を通り、近年でも驚くくらい風の強い台風だったと思います。うちのアパートは何事もありませんでしたが、夜は何回も停電しましたし(モンハンマッチ中に起きた停電のとき、唯一の趣味・ゲームを奪われた旦那さんの背中が実に哀愁に満ちていました)、親戚の家ではカーポートの屋根が飛んでいったとか、家までの道が倒木が塞がってしまった(幸い翌日が地域清掃の日だったので事なきを得た)とか、それなりの被害があったみたいです。

子供のころは毎年来て当たり前だった台風ですが、海面温度の上昇化の影響か、最近は九州をスルーして四国・本州に上陸することも珍しくなくなってきましたね。
大人になると台風でも会社は休みにならないし、いいことないですが、今回は日曜かつ私の体調が台風の低気圧で最低だったこともあり、旦那さんと一歩も外に出ず、布団を敷きっぱなしで自堕落な生活を送りました。それはそれで楽しかったのでまあいいか。



シマヨウコ