ヨコシマ

これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音/双極性障害・パニック障害/20190602💍病気ながらも旦那さんが大好きな日記

「あ、旦那です」のこと

シマヨウコです。
私と旦那さんは同い年。更に言えば同じ高校、同じ中学、同じ小学校……いわゆる幼馴染という関係です。小学校の制服の短パンからトランクスがはみだしていたことも、中学時代の校則で丸坊主だったことも(全然似合ってなかった)、高校時代つるんでいたのが少しガラの悪い仲間たちで周囲に乗っかった結果補導&自宅謹慎を食らったことも全部知っていますし、あちらも私の黒歴史を数多く抱えていることと思います。
そんな、いわば手の内を明かし尽くした私たちがまさか出会って20年も経ってから男女としての交際をスタートさせ、結婚し、お互いに「ヨウコはかわいいな〜〜〜!!!なんでそんなにかわいいの?」「旦那くん髪切ったね!もう五割増しくらいでかっこいいよ!すき!!!」などと言う会話を日常的に行う夫婦となるとは私も彼も欠片も思っていませんでした。もっとも、周囲は「やっとか!」「ようやくそこで落ち着いたか」という反応ばかりだったので、気がついていなかったのは当人たちだけということのようです。
友人というのは時として本人より真理を見ているものですね。

それはそれとして、この通り歩いてきたルートが成人するまで殆ど一緒のため、とにかく共通の知り合いというのがとても多いです。
小学生のころからお義母さんのことは存じ上げていますし、弟妹も同級生だったり同じ部活だったりと何かと面識があります。友人関係だって通っていた学校が同じなのでそりゃあだいたい同じだし(そもそも田舎で人口自体が多くないのです)、友人のお母さん同士のネットワークはほんと恐ろしい拡散力を持っているし、もちろん恩師だってだいたい同じ。

今日は機会があって高校時代の恩師に会って、改めて結婚の報告をしたのですが、もうなんかとにかく気恥ずかしい!!!!!!
若かりし頃を知られていることも恥ずかしいし、その当時それぞれ別の人間と付き合っていたことも恐らく知られているし、半端に近い身内感は却って気恥ずかしさを3倍くらいにしてきます。こうかはばつぐん、ひんしじょうたいです。

けれどもどうしても、旦那さんを『旦那さん』として紹介したいんですよね。

私の旦那さんだぞ!ちょっとおっきくて決してイケメンってわけではないけど、優しくて気が利いて、いつも穏やかににこにこしてて、子どもとお掃除が好きで、隣にいると私がこんなふにゃふにゃな顔になっちゃうくらい私にとって頼りがいのある素敵な人なんだぞ!って、ほんとは自慢したいくらい。

元々私のほうが地元に長くいて、仕事の関係のつながりなんかもあり、知り合いが多いのですが、旦那さんと一緒にいるときにたまたま知り合いに会えば必ず旦那さんの紹介をします。

私なりに、旦那さんに、知り合いに「この人と一緒にいれて嬉しいんです」って雰囲気が伝わるようにしています。せっかく「おめでとう」って言ってもらえることなんだから、こちらも恥ずかしがったり、誤魔化したりせずきちんと祝われないと失礼かな……と思うので。

まあ何より、他の人に紹介したあと、社会性があるくせに少々内弁慶の気がある旦那さんはちょうどいいサイズ感の私をぎゅうぎゅう抱きしめて思う存分撫でくり回すという変なルーティンがあるので(照れ隠し?あまり外でデレデレするなってことかもしれない)、それを一番の役得として、これからも大好きな旦那さんのことを「私の旦那さん」として紹介していきたいと思いながら旦那さんのAカップはあるだろうおっぱい(平熱が高いのでとてもあったかくて気持ちがいい)に顔を埋める幸せを享受するするのでした。



シマヨウコ